アサンプション

アサンプション(前提データ)は、ExcelシートもしくはTextファイルとして設定されます。
(読み込まれるExcelシート・Textファイルは、ラン定義でのアサンプションの指定により決定されます。)

シート名やファイル名により、以下のいずれかとして読み込まれます。

  • スカラー値および1次元配列
    • シート名が (a1d) で始まるExcelシート
    • ファイル名が .a1d.txt で終わるTextファイル
  • 2次元配列
    • シート名が (a2d) で始まるExcelシート
    • ファイル名が .a2d.txt で終わるTextファイル

ヒント

  • Excelシートの場合は、ラン定義で指定されたExcelファイルからシート名が上記の条件を満たすシートをすべて読み込みます
  • Textファイルの場合は、ラン定義で指定されたTextファイルを読み込みます(ファイル名が上記の条件を満たさない場合はエラーとなります)
  • 複数のファイルや複数のシートを指定し、複数のアサンプションを読み込むことができます

アサンプション(スカラー値および1次元配列)

  • 1行目はヘッダになります
  • 2行目以降の各行が1つのアサンプション(スカラー値もしくは1次元配列)を表します
  • Excelシートでは、左上セルから下に見ていき空白セルがあるまでの行を読込対象とします
  • Textファイルでは、すべての行を読込対象とします
  • 各行の1列目キー となります。
  • 各行の5列目から右に見ていき、空白セルがあるまでの列 となります。

ヒント

  • 2列目から4列目までは読み込まれません。ここにはコメントを記述しても問題ありません
  • スカラー値の場合は、5列目に値を入れます(内部的には要素数が1の配列として扱われます)
  • 1次元配列の場合は、5列目から必要な個数だけ値を入れます(例えば5列目から14列目まで値を入れた場合、要素数が10の配列となります)

注意

以下の場合はエラーとなります

  • 値の存在しないキーがある場合(5列目に値が入っていない場合)

追加アサンプション

アサンプションを柔軟に指定するため、ラン定義のasm_add列で指定することにより、アサンプションを上書き・追加できます。

  • 追加・上書きされる値は、スカラー値および1次元配列のアサンプションのみです
  • 追加・上書きする値はスカラー値のみです(1次元配列を追加アサンプションとして設定することはできません)
  • フラグや一部の値を上書きすることにより分析を行うような使い道が想定されます。

アサンプション(2次元配列)

  • ファイルまたはシートが1つのアサンプション(2次元配列)を表します
  • 1行目、1列目はヘッダになります
  • Excelシートでは、左上セルから下に見ていき空白セルがあるまでの行、左上セルから右に見ていき空白セルがあるまでの列を読込対象とします
  • Textファイルでは、すべての行を読込対象とします
  • 左上セルの値キー となります
  • 2行目以降、2列目以降のセルの値 となります。(例えば11行目、11列目まで値が入っていた場合、10*10の2次元配列となります)

注意

以下の場合はエラーとなります

  • 値が存在しない場合(2行目以降もしくは2列目以降が存在しない場合)