ラン設定

ヒント

  • ラン設定はあまり使うことはありません。分散処理で速度を向上したい場合、デバッグが必要な場合などに使用します。
ラン設定は、Excelシートとして設定されます。
(読み込まれるExcelシートは、ラン定義のファイルのシートsettingsです。シートが存在しない場合はデフォルトの値となります。)
  • 1行目はヘッダになります。ヘッダはname, valueの2列である必要があります
  • 2行目以降の各行が1つの設定を表します。1列目が設定名、2列目が設定の値を表します
  • 左上セルから下に見ていき空白セルがあるまでの行を読込対象とします

ラン設定の項目

multi_thread
マルチスレッドでの計算を行うかどうか
有効な値: 1もしくはtrue、0もしくはfalse(大文字小文字は問わない)
デフォルト値: false
threads
マルチスレッドのスレッド数。multi_threadがtrueの場合のみ有効。
fullでは論理コア数、halfでは論理コア数÷2(切り上げ)、整数の場合はその数
有効な値: full, half, 1以上の整数
デフォルト値: half
build
ビルドオプションの指定(デバッグの場合などに使用)
有効な値: x64_release, x64_release_optimized, x64_debug, x86_release, x86_release_optimized, x86_debug
デフォルト値: x64_release
redundancy
scenario, shock計算において、既に計算した値を再計算するかどうか。(デバッグの場合などに使用)
有効な値: 1もしくはtrue、0もしくはfalse(大文字小文字は問わない)
デフォルト値: false